帚木蓬生2

わたあめふわりさん手品中
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帚木蓬生

前回、私の主治医が作家の帚木蓬生というお話をしましたが、今回は帚木蓬生の作風について語りたいと思います。

主治医だから贔屓している訳ではないですよ(笑)

心療内科の院長先生というだけあって、作品にも医師が多く登場します。

ジャンルはミステリーから歴史ものなど幅広いのですが、全作品に共通する印象は、読後感が卒業式のような気分になるという事です。

卒業式って、晴れやかな気分の中にさみしさも混じりますよね。

そして新しいスタートを切るためのリセットの日というイメージです。

帚木作品は、大きなテーマを解決して、それでも日々コツコツと日常を過ごしていくという、現実に則した作品が多いです。

人物像も、何かに優れて秀でている人物や、見た目やスタイルなどのかっこよさなどは追及していません。

周りにいる普通の人が主人公になっている、地面にしっかりと足を付けている様な作風なので、自分に置き換えて読み込むことが出来ます。

先生自身はご自分の作品を「暗い話」とおっしゃるのですが、私的にはむしろ「人間味のあるあったかい話」だと思います。

落ち込んでいる時に無理して気分を盛り上げようとするよりは、帚木作品を読んで、薄暗いトンネルの先に薄明るい光を見出す事ができる所に魅力を感じます。

人の温かい本質を実感できる作品ばかりなので、落ち込んでいる時にどっぷりはまって読んでしまう小説です。

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