お昼休みに近くのコンビニに煙草を吸いに行くと、PC作業班以外の人とも会うので、いつも煙草を吸いながらおしゃべりを楽しんでいます。
今日、K君(以前ブログで紹介した、ネットに小説を載せている彼です。)が、「煙草はインディアンが発祥なんだよ」と教えてくれました。
「うろ覚えだから、ちゃんと調べてね」と言われたので、早速調べました。
最も古い喫煙の歴史は、マヤ文明の頃だそうです。7世紀末頃のマヤ遺跡のレリーフに煙草を吸う神像(ジャガーの神)が彫刻されているそうです。
マヤ族は太陽神を崇めていて、火や煙を神聖なものとして、火の神に礼拝する時に煙草を吸っていたそうです。
いわば、神事の道具として煙草を吸っていたのですね。
その後、煙草を吸う文化は、マヤ文明からアステカ文明に伝わり、やがてアメリカ大陸全土に広まっていったそうです。
仲間同士の一体感を分かち合う為の道具、そして、部族間の争いごとを収める和の儀式にも煙草を使ったそうです。
煙草は身体に害を及ぼすという事で、現在は禁煙傾向にありますが、煙草を吸う事で人とのコミュニケーションの場を設ける事が出来て、その場所で仲間意識が芽生えれば、争い事を避ける事も出来るかもしれません。
和睦の儀式に煙草を使ったインディアンの様に。
因みに、ヨーロッパに煙草が伝わったのは、コロンブスがアメリカに到着した時に、友好の証として鏡や装飾品をインディアンにプレゼントし、お返しにインディアンから煙草を贈られたことから広まったそうです。
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